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ホーム > サイトの公開 > Azure Storageサイト1

Azure Storageに独自ドメインサイトを配置 1

AWS(Amazon Web Services)に代表されるような、クラウドコンピューティングサービスでウェブサイトをホスティングしてみようということになった。ここではMicrosoft Azureの「Azure Storage」サービスを使用した。

※ 静的サイトをホストする方法としては「Azure Static Web Apps」というサービスもあります。こちらはGitHubからの配置が前提となります。

※ もっとも「Azure Virtual Machine」サービスでLinux及びWindowsServer環境を造成、Webサーバーを構築するというのもあります。

    最初に用意したもの

  • Microsoft Azureの無料アカウント(クレジットカード登録が必要)
    ※ 独自ドメインを設定する場合は従量課金アカウントにアップグレードが必要
  • 画面に何かを表示できるhtmlファイル
  • お名前.comやムームードメインなどで取得した独自ドメイン

Azure Storage 静的ウェブサイト配置作業の流れ

AzureStorageサイト1

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Azureにログインしてポータル画面にアクセスします。

AzureStorageサイト2

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ストレージアカウント(Azure Storageの管理単位)を作成します。画面上部のAzureサービスから「ストレージアカウント」をクリック。

AzureStorageサイト3

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「ストレージアカウントの作成」をクリック。

AzureStorageサイト4

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必要事項を入力します。

    基本
  • サブスクリプション:自分が設定しているサブスクリプション
  • ※ デフォルトだと「無料試用版」「従量課金」などになっている。

  • リソースグループ:任意の名前を設定
  • ストレージアカウント名:任意の名前を設定
  • ※ ストレージアカウント名ですが、これはサイトを公開するときのURL「https://xxxxxxx.***.web.core.windows.net/」のxxxxxxxの部分になります。

  • 地域:(Asia Pacific) Japan East を選択。
  • パフォーマンス:Standard (汎用 v2 アカウント) を選択。
  • 冗長性:ローカル冗長ストレージ (LRS) を選択。

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AzureStorageサイト5

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詳細設定:デフォルトのままで次へ

AzureStorageサイト6

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ネットワーク:デフォルトのままで次へ

AzureStorageサイト7

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データ保護:デフォルトのままで次へ

AzureStorageサイト8

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暗号化:デフォルトのままで次へ

AzureStorageサイト9

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タグ:デフォルトのままで次へ

AzureStorageサイト10

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確認および作成:項目を確認して問題がなければ「作成ボタン」をクリックします。ストレージの設置処理が始まります。

AzureStorageサイト11

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ストレージの設置(デプロイ)が完了しました。「リソースに移動」をクリックします。

AzureStorageサイト12

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左ペインから「静的なWebサイト」の項目をクリックします。インデックスドキュメントとエラードキュメントを設定して静的なWebサイトの「有効」をクリックします。

AzureStorageサイト13

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静的なWebサイトをホストする、Azure Storageコンテナーが作成されました。プライマリエンドポイントに表示されている文字列が、webサイトのURLになります。「$web」というコンテナーにファイルを格納してゆきます。

コンテンツの管理(ファイルの送受信)は、FTPは使えないので(2022.09現在、SFTPツールがプレビュー版でリリースされている模様)Microsoft社が提供する、Azureのストレージを管理する Azure Storage Explorer というツールを使用します。

Azure Storage Explorerのダウンロード

AzureStorageサイト14

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Azure Storage Explorerをインストールして起動します。

AzureStorageサイト15

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左ペインのストレージアカウントのツリーから「$web」を選択します。

AzureStorageサイト16

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ローカルディスクに用意したhtmlファイルなどをアップロードしてゆきます。

AzureStorageサイト17

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アップロードが完了。

この部分の作業に関してFTP同様の使い勝手ではあるものの、送受信までのステップ数が多いという微妙な感があります。

しかし画面下部の「アクティビティ」を見ると「AzCopyコマンドをクリップボードにコピーする」というのがあるので、このコマンドでターミナルから出来れば…

AzureStorageサイト18

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ブラウザで、プライマリエンドポイントにアクセスします。トップページが表示されました。

続けて独自ドメインを紐づけてゆきます。