カラー(色情報)について
RGBについて
液晶ディスプレイや、デジタルカメラなどの画像の再現には、RGBカラーモデルが使われています。
RGBは、赤(Red) 緑(Green) 青(Blue)の三つの原色の頭文字で、この三色の組み合わせで、さまざまな色を再現しています。
ピクセルは、この三つの原色の独立した輝度情報を持っていてその情報量の割り当てによって、表現出来る色数が決まります。
一昔前のコンピュータでは、16ビットの色情報が割り当てられており、赤(5ビット:2の5乗 = 32階調) 青(5ビット:2の5乗 = 32階調) 緑(6ビット:2の6乗 = 64階調)の全ての組み合わせ(赤32階調 x 青32階調 x 緑64階調 = 65,536色)で表現され、16ビットカラー(ハイカラー)と呼ばれました。
現在の標準的なコンピュータでは、各色に8ビットずつ割り当てられ(赤256階調 x 青256階調 x 緑256階調=16,777,216色) を表現します。24ビットカラー(トゥルーカラー or フルカラー)と呼ばれます。
※ アルファチャンネルに関しては省略します。
色深度
ピクセル毎に、割り当てられている情報量を色深度と呼びます。
色深度と発色数 | ||
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色深度 | 発色数 | 備考 |
2ビット | 4色 | |
4ビット | 16色 | |
6ビット | 64色 | |
8ビット | 256色 | モノクロ(グレースケール256階調)を指している事もあります。 |
12ビット | 4,096色 | |
16ビット | 65,536色 | ハイカラー |
24ビット | 16,777,216色 | トゥルーカラー、フルカラー |