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phpMyAdminのインストール(Ubuntu20.04LTS)

WordPressサイトの作成では、コマンドラインでMariaDBにログインしてデータベースを作成しましたが、ここではデータベースをブラウザから操作できるphpMyAdminを導入しようと思います。

※ MariaDB(MySQL), Apache , PHP がインストールされている必要があります。

rootにパスワードを設定する。

$ mysql -u root

データベースにログインします。

set password for root@localhost=password('password');

赤字の「password」のところを任意に設定します。

phpMyAdminのインストール

phpMyAdminのインストール1

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$ sudo apt install phpmyadmin

続行しますか?「y」でインストールを進めます。

phpMyAdminのインストール2

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Webサーバーの選択画面になります。「apache2」が選択されていることを確認します(スペースキーで切り替え)タブキーで「了解」に移動して押下します。

phpMyAdminのインストール3

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インストール中…

phpMyAdminのインストール4

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「phpmyadmin用のデータベースをdpconfig-commonで設定しますか?」に「いいえ」を選択してインストールを完了します。

※ 「dpconfig-common」はrootに設定されているものをそのままにします。

phpMyAdminにログインする

phpMyAdminの操作1

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「http://ドメインまたはIPアドレス/phpmyadmin/」にアクセスします。ここでは「http://192.168.3.10/phpmyadmin/」または「http://ubuntu-v.localsite/phpmyadmin/」となります。

ユーザー名は「root」パスワードは、このページの最初に設定したものを入力してログインします。

phpMyAdminの操作2

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phpMyAdmin 環境保管領域が完全に設定されていないため、いくつかの拡張領域が無効になっています。」と表示されています。これに対処することにします。

「こちら」というリンクをクリックした画面で「作成」のリンクをクリックすると設定を保存する「phpmyadmin」というデータベースが作成されます。

phpMyAdminの操作3

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config.inc.phpの編集

「/etc/phpmyadmin/config.inc.php」を編集します。

124行目あたりから始まる「Storage database and tables」にある20行の行頭「//」を削除(記述を有効化)して保存します。

phpMyAdminの操作4

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表示が消えました。データベース「phpmyadmin」も確認できます。

データベース「DB_test01」もツリービューで確認できます。(このデータベースはLAMP環境の構築で作成され、WordPressサイトの作成で使用しています。)

上部のタブから「ユーザーアカウント」をクリックします。

phpMyAdminの操作5

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LAMP環境の構築で作成したユーザー「peco」を選択して「特権を編集」をクリックします。

phpMyAdminの操作6

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「グローバル特権 すべてチェックする」にチェックして「実行」をクリックします。

phpMyAdminの操作7

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今回、ユーザー「peco」にrootと同じ権限(ALL PRIVILEGES)を付与しました。

phpMyAdminの操作8

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一旦、ログアウトしてユーザー「peco」でログインしなおします。

phpMyAdminの操作9

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設定完了です。ユーザー「peco」でデータベースを操作します。